2008年06月30日

橋の中にある隧道?

先日、某常磐自動車道橋梁工事現場に行く事に恵まれた。

時間の申し合わせをして、定刻通りに現場事務所に到着。
入場確認及び、KYの後、納品チェックと部材の写真撮影を終える。

車で現場まではおおよそ10分程度である。

橋の名は「西田橋」
国道288号線を跨ぐ「波型鋼板ウェブPC橋」である。
その意味は、現場で実際に目の当たりにするまで、殆ど理解していなかった。
遠目に「PC橋だ〜」程度。
なんつったって、林道で出会う橋の大半は欄干さえ満足にないPC橋ばかりである。

019.jpg

最新の橋に、隧道があるとは、思いもよらなかったのだ。


側道から本線に合流。砂利と赤土のため、OFF-ROAD車のコースみたいな所を進むと、その橋が見えてきた。
普通なら、道路上に降り立つ事すら躊躇する高速道路の路面、つーても赤土だけどね。

案内されて、道路から橋桁基部に向かう下り階段を下りてゆく。
その時、
初めて「橋の側面がウォール状の鉄板」であることに気が付いた。
そのうねり具合から、橋が箱形ではないかと予想が付いた。
024.jpg

やがて、監督らは桁と桁の僅か人一人り分の隙間に潜ってゆく。
「内部は電気を切っているので、暗いです。
「なんじゃ、こら〜〜」(一応基本マターリに叫んでみる)
詳しい工法その他のお話は、元請けさんのHPにお任せするとして・・
http://www.psmic.co.jp/gijyutu/d_jyoubu01.html

022.jpg

要はプレストコンクリートの箱形の橋と考えて下さい。
その両側面を分厚い波形鉄板に変えて、大幅な軽量化とせん断挫屈耐性を備えた橋梁という事です。部材点数が少なくなり、工期的にも短縮が可能という事ですが、
軽量化とせん断挫屈耐性というのは地震国日本に置いては特に重要でしょう。

で、箱形ですから・・・
023.jpg

中は写真の状態、通路があるので箱形の橋の中を歩って対岸に渡れるんですよねぇ。
しかも、2車線分あって、大変広い。
中にはいると、まるで作りたての隧道にいるようです。橋なのにね。

ああ、橋の中もバイクで走りたいなぁ、などと良からぬ事を考えるMRでスた。
025.jpg
posted by みちはてな at 00:00| 福島 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 道の不思議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めて見ました。こんな構造になっている橋もあるんですね。
そこにバイクを走らせたいあたりがさすがです(笑
Posted by 熊五郎 at 2008年07月03日 12:18
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